消臭の方法にはいくつかあります。
吸着・・・活性炭使用の消臭剤にみられる方法で悪臭の分子を、炭の細かい穴に付着させて消臭を図る。但し付着する悪臭の量が飽和状態になると、それ以上は消臭ができなくなる。
中和・・・酸性臭に対してはアルカリを、アルカリ臭に対しては酸を反応させることで中和させ、消臭を行う。但し、酸に対し酸のように同性同士では中和できない。
酸化還元・・・過酸化水素、二酸化塩素、オゾンなどが、酸化剤・還元剤として悪臭物質を酸化あるいは還元反応で無臭物質に変換する方法。
マスキング・・・香料などの芳香剤を用いて悪臭を隠ぺい(マスキング)する方法。但し香料の効果がなくなると悪臭が再発する。ときには香料と悪臭が混ざり、より複雑で不快な臭いになることもある。
通常の消臭剤はこれらのいずれかの方法で消臭するものが多いのですが、フィトンチッド35には植物由来の炭水化物、アルコール、カルボン酸やフラボノイドなど、多様な消臭作用を示す活性物質を含みます。そのためあらゆる種類の悪臭を吸着、中和、酸化還元、マスキングなど様々な化学反応が複雑に組み合わさり強力に分解脱臭します。